ワックスの原料のロジンとは?

ロジンって何?

ワックスの原料の一つのロジンについて解明していきたいと思います。

ロジンはとは日本語で松脂(松やに)、英語では(英: Rosin)。

 

マツ科の植物の樹液である松脂(まつやに)等のバルサム類を集めてテレピン精油を蒸留した後に残る残留物で、ロジン酸(アビエチン酸、パラストリン酸、イソピマール酸等)を主成分とする天然樹脂である。コロホニーあるいはコロホニウムとも呼ばれる。

そして、

常温では、黄色から褐色の透明性のあるガラスのような固体である。

樹液としての松脂(生松脂)にはテレピン油などの常温で液体の揮発性成分も含まれ、揮発性成分が蒸発してしまうと固まってロジンとなる。

中国が世界の約3/5(年産約60万トン)を生産している。そのほかの国ではアメリカ、インドネシア、ベトナム、ニュージーランド、ブラジル、インドである。

つまり、日本国内で生産するほとんどは、輸入に頼っているということになる。

天然産品のため、天候や需要などの要因で価格が大きく変動する商品である。

 

用途としては、

滑り止め(野球のロジンバッグ、ダンス会場などでの床面への粉末散布、ヴァイオリンや胡弓などの弦楽器の弓線や琴線への塗布)の他、はんだ用フラックス、レンズ研磨器具、香料、粘着剤、はえ取り紙、Vベルトとプーリーの鳴き止めなどに使われる。

また薬品としても使用されており、日本薬局方にも収載されている。主に絆創膏、貼り薬など、外用薬の原料にされる。

昔は、手紙の封印用の樹脂にも使われた。(←これも興味深いですよね!)

また、劇用のビール瓶にはロジンで作られていて、簡単に割れ、人を殴っても怪我をしないが、粉々になる、まさによくテレビで見かけるやつです!!!

 

こんなにも私たちの身近なところであらゆるものにロジンが使われているんですよね。

一見地味な印象のロジン、ロジン自体の見た目は琥珀とよく似ていて透き通っていて、とても綺麗なんです。

ただ、天然ロジンはアレルギー反応が出てしまうことがあるので、気を付けたいですね。

ほとんどは、加工されていて、身体のに害のないように処理されています。

私たちのサロンで使用しているワックスも、この天然ロジンではなくて、ロジン酸エステル配合のものです。

このロジン酸エステル配合であれば、アレルギー反応も出にくいんです!!!

そして、ハードワックスほど粘着力は強くなく、水性シュガーリングよりは粘着力がある、

ちょうど真ん中の強さなんです。

シュガーよりも、扱いは簡単ではないですが、練習あるのみです!

美容技術者として、活動されている皆さん(器用な方達!)であれば、何回か練習すればできます。

もし、技術などを詳しく学びたい場合はぜひ、私共のオンラインクラスにご参加ください。

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